久しぶりに、四王寺県民の森で通常のワンヘルスガイドのお仕事でした。
が、朝から雨が降ったりやんだり、ガスに包まれたり…
お客さんも少なくて、フィールドのガイドはありませんでしたが、暇な時間に少し散策してみました。
ガイドコースの入口にある漏刻の池は、ガスに包まれてなんだかいい雰囲気ですね。
少し進んで、遊具が設置された「子供の国」もかすんでいます。
ここには、九州での自生はほとんど見られないトチノキがあります。
もちろん植樹されたものですが。
掌状複葉と呼ばれる5~7枚で1組の大きな葉っぱが独特です。
以前に東京の中央・総武線水道橋と御茶ノ水駅の間にトチノキの並木道があったと思います。
福岡だと天神西通りに、この仲間のベニバナトチノキが街路樹として植えられています。
マロニエも、この仲間です。(交配種ですが)
県民の森北側の鮎帰の滝です。
さすがに今日は水量多めです。
雨の中、生き物たちは元気です。
照葉樹林でキビタキの声が響いていたので、姿を探していましたが、出てきてくれたのはヤマガラでした。
ツツジの葉っぱに小さな虫が。
ハムシかと思ったら、ゴミムシの仲間だそうです。
今の時季、芝の生える草原にはネジバナがよく咲いています。
らせん状の小さなピンクの花は、よく見るとランの花の特徴をしっかり見せてくれます。
このピンクが緑色に合うんですよね。
ここのところ、土日は悪天やら所用でなかなか脊振に出かけられません。
金山のツチアケビの花も気になるんですけどねえ…
来週は、いけるかな?
2024年6月29日散策
ふくおか森林インストラクター会 | ふくおか森林インストラクター会は自然や森林の大切さを伝える活動をしています。 (fukuoka-forest-instructor.com)