しろ鹿 脊振の山散歩

かけだし森林インストラクターのぶらぶら山散歩

初秋…いや、残暑の四王寺山へ

豊前市での予定が延期となったので、久しぶりに四王寺山の散策に出かけました。

焼き米ヶ原の土塁上から筑紫平野を望む

真夏のような空に栗の実

わずかに秋の気配があるものの、まだまだ猛暑が続いています。

それでも、山ではほんの少し涼しい風が吹いていました。

 

以前は濁っていた池がすっかり澄みきって、水草が茂ったきれいな池になっていました。

大雨の影響などで、水が入れ替わったのでしょうか?

水が浄化されたような池

 

池の周りや湿地で何種類かの赤とんぼが見られます。

マユタテアカネ

ネキトンボ

リスアカネのつがい

リスアカネはつがいで飛びながら水辺に卵を産み付けています。

 

 

オオアメンボ

池にオオアメンボがたくさんいます。

2001年には福岡県のレッドデータブックに絶滅危惧Ⅱ類に指定されていたようですが、2024年版には記載されていないようです。

少し増えているのかな?

でも、あまり見かけませんよね。

 

これは2024年のレッドデータでも絶滅危惧Ⅱ類になっていますね。

トノサマガエル

昔は田んぼにたくさんいたと思うんですが、すっかり見かけなくなりました。

四王寺山にはたくさんいます。

 

ニホントカゲ

四王寺山ではトカゲの仲間のカナヘビをたくさん見かけますが、ニホントカゲにもよく出会います。

しっぽが青く目立つのは、外敵から襲われたときにしっぽを切って、その目立つしっぽがくねくねと動き回るので、そちらに気をそらせて本体は逃げるという作戦だそうです。

生存戦略ですね。

 

クモがバッタをおいしくいただこうとしています

 

ツクツクボウシ

やっぱり秋が近づいてます。

ツクツクボウシがたくさん鳴いています。

でも、例年なら8月末には鳴き始めるんですけどねえ

 

湿地の近くでヒョウモンチョウが吸水していました。

ミドリヒョウモン

ミドリヒョウモンのようです。

ヒョウモンチョウの仲間は表の模様ではなかなか見分けがつきにくいです。

裏面の模様の方が判断しやすいですね。

 

カツラの葉が甘い香りを漂わせています

秋の花も咲き始めていますね

ママコナ(ハマウツボ科)

 

ヤマジノホトトギス(ユリ科)

ここにきてやっとヤマホトトギスとヤマジノホトトギスの違いがはっきり判りました。

どうやら、今まで私が脊振山地で見てきたものはほとんどヤマホトトギスのようです。

花弁の反り方が違うのはわかったいましたが、ヤマジの実物を見ると花弁の形も明らかに違いますし、花の中央の花柱に赤の斑点の有無でもわかります。

あー、すっきりした。

 

ヤブラン(キジカクシ科)

ヤブランも花盛りです。

 

四王寺山は水辺がたくさんあって、たくさんの種類のトンボがいます。

他にもカワトンボの仲間、もちろんオニヤンマやギンヤンマ…

どれくらいの種類がいるのか、一度しっかり調べてみたいと思います。

 

ということで、今回は脊振山地ではなく四王寺山でした。

 

2025年9月23日散策

 

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