しろ鹿 脊振の山散歩

かけだし森林インストラクターのぶらぶら山散歩

雪の鬼ヶ鼻岩(登り初め)

 

新年1月2日に鬼ヶ鼻岩へ出かけました。

今年の初登りです。

鬼ヶ鼻岩から脊振山を望む

年末のクリスマス寒波では、かなりの積雪量だったので、ここのところの晴天続きでも雪はたくさん残っていました。

なので、今回は雪景色のみです。

 

林道を歩いてゆくと車谷への登山口です。

 

スギ林
昨年からの間伐で林床がすっきりして、日差しがさしこんでいます。

間伐されたスギの年輪
数えたところ、36~37年くらいのようです

 

メタセコイア林

メタセコイア林の下の沢

 

メタセコイア林を登っていくと、上の林道に出ます。

ここも大変な雪です。

上の林道

 

 

椎原峠

 

稜線の雪景色をどうぞ

雪の下の根っこを掘り返した跡はイノシシの仕業でしょう

 

(鬼ヶ鼻岩)

鬼ヶ鼻岩から福岡市内を望む

大野城市など福岡市南側の街と四王寺山、三郡山地

英彦山の山頂も見えています。

鬼ヶ鼻岩東側の岩場から脊振山頂付近を望む
レーダードームの向こうに弁財天の祠があるんです

 

鬼ヶ鼻岩でのんびり

空を見上げると…

ミサゴ…かな?

おなかの色や大きさからミサゴでは?と思いますが…

 

今日の昼食
雪の中では暖かいものがおいしいですね

シロハラ

椎葉登山口付近のササ薮で何やら鳥がごそごそと…

頭をひょいと出して…シロハラみたいですね。

 

 

実は年末(12月25日)にも出かけたんですが、踏み跡のない直登コースへ踏み込んだところ、一部では腰まで雪もあり、登りはほぼキックステップで体力は消耗するは、時間もなくなるわで、半分ほどのところで、引き返してきました。

あれから、1週間も経つのに雪がたくさん残っています。

この降り積もった雪が、脊振の山々に十分な水を与え、春には命の芽生えを支え、われわれ人間の飲み水にもなります。

ありがたいことです。(雪山歩きは好きではありませんが…苦笑)

 

ところで、この雪が昼間は表面が融けて、夜間の冷え込みで再度凍結するとアイスバーンが出来上がります。

しばらくは、脊振山地に出かける方、軽アイゼン必携です。

ただ、登山口から稜線まで全域でアイゼンは必要ありませんので、6本爪などの本格的なアイゼンではなく、脱着の簡単なゴムベルトの4本爪軽アイゼンがベストです。

雪の脊振に出かける方はお気をつけて。

 

2023年1月2日山行

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