しろ鹿 脊振の山散歩

かけだし森林インストラクターのぶらぶら山散歩

冬枯れの縦走路(金山)

最近、更新がすっかり遅くなってしまっています。

もし、お待たせした方がいらっしゃいましたら、すみません。(だれもいないとは思いますが…苦笑)

もう2週間以上前のことですが、今年初めての脊振歩きですので、アップします。

金山山頂

今年初めての脊振は、軽く佐賀県側から金山へ登り、小爪峠まで縦走路をそぞろ歩いてきました。

 

年末の寒波の雪もなく、ただただ冬枯れの山です。

稜線のブナ林

とはいえ、やはりこのブナの森の縦走路は気持ちいいですね。

ブナの幹に、ふかふかの苔が冬の陽を浴びて光っていました。

ブナの幹に着いた苔が光っています

アカガシの森には、赤い実がたくさん。

ミヤマシキミ(ミカン科)の実

ミヤマシキミの実ですね。

最近は、「万両」の上の「億両」と呼ばれたりするようです。

ミカン科ですが、「シキミ=悪しき実」の名の通り、毒があります。

葉っぱは、ちぎると柑橘のさわやかな香りがします。

 

 

縦走路から金山を振り返る

縦走路から振り返ると、金山のピークがとんがって見えます。

向こうには井原山も見えていますね。

 

青空にブナの冬芽

 

縦走路の岩場から脊振山を望む

これも、いつもの撮影ポイント。

最近「マムシ岩」と呼ばれているようですが、眺望のいい岩場に「マムシ注意」の看板があるだけで、ここでマムシに出会ったことはありません。

が、ヤマカガシには会ったことがあります。

猟師ヶ岩山の向こうに脊振山の山頂が望める、気持ちのいい場所です。

 

小爪峠から見上げる猟師ヶ岩山

林道わきに咲いていたヤブツバキ(ツバキ科)

小爪峠から、林道に下ると、林道わきにヤブツバキの花がもう咲いていました。

今回は、なんという目的もなく、縦走路をのんびりと歩いてきました。

早く春が来ないかなあ・・・

 

2024年1月13日山行

 

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